クルチダルオール、撤退のインジェへ呼びかけ

2023年05月11日付 Cumhuriyet 紙

速報…。故国党党首ムハッレム・インジェ氏が大統領選を辞退した後、共和人民党党首で13代大統領候補のケマル・クルチダルオール氏はツイッターの投稿で注目を集めた。

故国党党首のインジェ氏は、党本部で午前中に執行部と会議を行い、次いで会見を行った。大統領選から辞退すると表明したインジェ氏は「これは祖国のために行うのである」と述べた。

■クルチダルオールの初発言

政治的議題となったこの出来事の後、共和人民党党首で第13代大統領候補のケマル・クルチダルオール氏は自身のTwitterアカウントで投稿した。

クルチダルオール氏は投稿の中でバルシュ・マンチョの曲「ハリル・イブラヒムの食卓」を共有し、「私の以前の呼びかけは今も有効である。これまでの恨みや辛みはもう傍に置いておこう。私たちはインジェ氏を『トルコの食卓』に歓迎する。どうぞこちらへ」と述べた。

■背景には何が?

インジェ氏は、私生活についての疑惑を受け、党本部前で行った会見の中で「トルコ共和国政府は私の名誉を守れなかった」と述べ、「45日間にわたり名誉毀損を受けている。警察は捜査をせず、検察は職務を果たしていない。ジャーナリストも誹謗中傷を取り上げない」と訴えた。

インジェ氏は、党がトルコ大国民議会の議席を獲得する必要があると主張し、投票を呼びかけた。

同氏は会見の中で私生活での疑惑について言及し「これらの誹謗中傷に対し、私が宮殿[=大統領側]から金を受け取り撤回できないと言う者たちに対して。このような卑劣な行いをした者たちに呼びかける。私にこれらの陰謀に対する恐れはない。私は大統領選を辞退する」と述べた。


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翻訳者:芝田幸恵
記事ID:55576