トルコ航空90周年

2023年05月21日付 Hurriyet 紙

トルコで最も価値あるブランドであり、世界の最も多くの国へ飛ぶ航空会社であるトルコ航空は、大空での90回目の記念日を祝っている。

トルコ国旗を1933年に初めて、定員28席の5機の航空機群と共に運び始めたこのグローバルブランドは、今日では415機の近代的な航空機群を擁して何百万人もの乗客を、129カ国344地点へ運んでいる。

90年間、私たちの国旗を大空で誇らしく翻してきたトルコ航空は、初めての国外航行を1947年にアンカラ―イスタンブル―アテネ航路で実現させた。トルコ国内市場で得た経験をもって国外活動で成功戦略を確立したこのトルコ国旗の運び手は、この戦略によって今日に繋がる成長の礎を築くことになった。このブランドは、2000年代に投資を実施し、航路を開拓し、飛行網を広げ、航空機数を増やすことで拡大プロセスを加速させ、成功を手にし、今日では世界でその名を頻繁に言及される航空業界のリーダー的な位置にいる。

トルコ航空執行経営委員会会長のアフメト・ボラト教授は、この国旗の運び手の90周年記念に関し講評を行い、「我々の国旗の運び手の航空会社である我が会社が90年前に始めた旅は、今日でも休みなく速度を増して続いています。私たちを今日にもたらし、運航の際に支援を惜しまない8万2千人のスタッフにより、私たちの物語は成功裡に続いています。成長の成果を誇示することで国の経済に付加価値を与えた我がブランドは、2023年には435機になると予想される航空機数をもって、航空業界で世界のリーダーとしての揺るぎなき地位を、勢いを失せずに持続しています。この確固とした成長に、我々の2033年目標も後押しするものと信じています。私たちが手にした全てのこうした成功を、ブランドを世界各地で誇らしげに示し、我々をさらなる高みに引き上げるために献身的に働いているトルコ航空ファミリーの皆様にお贈りします。」と述べた。

■5機の航空機から800機の航空機群へ

トルコ航空が1933年5月20日に5機の航空機とともに始めた冒険は、今日では415機の航空機とともに続いている。強靭な財務シシテムと成功を継続させる目標によって、この国旗の運び手は、2033年には800機の航空機を所有することを計画している。また、運航する空港の数も400か所に達するものと明らかにされている。

■100年目のための目標:頂点

現状で8万2千人の従業員を抱え、業界の雇用リストに方向性を示したトルコ航空は、2033年に15万人の従業員数を擁しトルコの雇用に貢献することを目標にしている。と同時に、この国旗の運び手は、持続可能な航空会社にするという努力によって、所有する航空機群中で新世代の航空機の割合を増やし、持続可能な航空燃料の使用を増し、デジタル化の分野でもプロジェクトを展開している。2033年ビジョンに沿って、トルコ航空は、世界の3大航空会社の1つになるという信条とともに活動を続け、100年目には頂点の座にいることを計画している。

トルコ航空は、唯一無二の航空網と近代的な航空機によって、トルコ共和国が100周年を迎えたように、今後10年間も私たちの国旗を大空で誇らしげに翻し続けるだろう。


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翻訳者:梅田茉奈
記事ID:55644