◾️アラブ連盟がシリア問題に対する決議を発表
【ダマスカス:本紙】
アラブ連盟は公式ホームページ上で、先週サウジアラビアのジェッダで開催された第32回アラブ連盟理事会首脳会議の決議を公開した。この決議は全32章からなる109ページで構成されており、そのうち第4章がシリア問題を扱うものであった。
アラブ連盟の決議では、テロや国境をまたぐ麻薬密売問題について取り扱われたほか、国外避難がもたらす影響「に対処し、避難民の自発的かつ安全な帰還のための適切な環境の構築を強化するためには、アラブ諸国間の協力強化が必要であるとの言及がなされた。
また同連盟は、ヨルダン、サウジアラビア、イラク、レバノン、エジプトおよびアラブ連盟事務総長から構成される、「アンマン宣言履行フォローアップのための閣僚委員会」に対して、段階的な方法論に従い、安全保障理事会決議第2254号に沿うかたちでシリア政権との直接対話を継続するよう求めた。
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