シリア:軍・治安部隊がイドリブ県内のテロ組織「ヌスラ戦線」の拠点を破壊…度重なる停戦違反への対応

2023年05月25日付 al-Watan 紙

■シリア・アラブ軍がイドリブ県内のテロリスト拠点を破壊

【ダマスカス:本紙】

シリア・アラブ軍は昨日、ガーブ平原のほか、イドリブ県南部の田園地帯にあるザーウィヤ山地方で確認されたテロ組織「ヌスラ戦線」の隊列および拠点に対し、重砲および多連装ロケット砲による攻撃を加えた。これはシリア北西部の「緊張緩和地帯」で、ヌスラ戦線が幾度となる停戦合意に違反したことへの対応であった。一方ヒムス県東部の田園地帯にあるスフナ砂漠では、陸軍の隊列がテロ組織「イスラーム国」と激しく衝突した。

この詳細について現場筋が本紙に伝えたところによると、昨日朝、ハマー県北西部の田園地帯で「緊張緩和地帯」に相当する領域で活動する陸軍部隊が、ガーブ平原北西部のズィヤーラ村およびアンカーウィー村の周辺部で、テロリストの機械化隊列および拠点を重砲によって破壊した。

一方、イドリブ県の田園地帯で活動している陸軍部隊は、同県南部の田園地帯に位置するザーウィヤ山地方にあるダイル・スンブル町、フライフィル村、バーラ町、スフーフン村に展開されたテロリストらの複数拠点を攻撃したという。

(後略)


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:55673