アミールアブドッラーヒヤーン外相「イランはBRICSの信頼できるパートナーになりうる」

2023年06月02日付 Iran 紙

【イラン電子版】イラン外相は「イランは、共通の目的と関心を有する国々とともにBRICSにとって将来的に信頼できるパートナーとなりうる」と話した。

 ケープタウンで開催されているBRICS構成国及びその友好国の共同外相会議に参加するため南アフリカを訪れている我が国のホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相は、本日(西暦6月2日)金曜朝、この会議で次のように述べた。「美しいケープタウン市で、BRICSの友人らとともに外相会議に参加することができ大変嬉しく思う。南アフリカの友好的な政府によるイラン・イスラーム共和国代表団に対する温かい歓待に感謝申し上げる。さらに、BRICS構成国によるこのイニシアチブと、BRICSの友好国も招待してくれたことに関して感謝申し上げたい。」

 外相は、「BRICSの友人らは何よりもまず協力とパートナーシップの友であり、一言で言い表すなら『多国間主義の友』である。イラン・イスラーム共和国は多国間主義の分野における先進的な国のひとつである。我が国とBRICS構成国の政治的及び経済的な相互関係は極めて良好なレベルにあり、イランとBRICS構成国間の貿易は300億ドル以上の規模に達している。イランと一部のBRICS構成国が参加している多国間主義のメカニズムは重要である。我々は、近々、上海協力機構の枠組みの中で、BRICSを構成する3カ国、つまりロシア、中国、インドとの関係を拡大していくつもりである。イラン・イスラーム共和国、インドおよび南アフリカ共和国は、環インド洋連合(IORA)の精力的なメンバー国であり、様々な経済分野において連携している。さらに、イラン・イスラーム共和国、中国、インド、ブラジル、および南アフリカ共和国は、『77か国グループ』という名の発展途上国グループにおいて共通の目的を有する精力的なメンバー国である。」と述べた。

 アミールアブドッラーヒヤーン外相は以下のように説明した。「イラン・イスラーム共和国にとって、BRICSは多国間主義政策の次なる重要な目標になりうる。このため、我々は、BRICSの枠組みに参加すること、および当然のこととしてそれに加盟することに関心を有していることを公式に表明した最初の国のひとつなのである。BRICSへの加盟に関心を有する国が多いことは、我々が正しい選択をしたことを裏付けるものである。」

 同氏はさらに加えて、「BRICSはその持てる力の故に、また国際秩序の一部の欠陥を取り除くことや多国間主義を強化することに向けて取り組んでいるが故に、世界貿易の分野において重要な地位を占めている。共通の目的を有する他の地域大国が加わることで、この地位は間違いなく強固なものとなるだろう。『拡大BRICS』が集団的で包括的なガバナンスと、新たな南−南協力、および新興経済国連合についての成功モデルを提示することができる。」と述べた。

 外相は、イラン・イスラーム共和国は共通の目的と関心を有する国々とともにBRICSにとって将来的に信頼できるパートナーとなりうると述べたうえで、「諸機関における精力的な参加や国際的イニシアチブの豊かな経験、エネルギー資源の申し分のない埋蔵、安価かつ迅速な輸送と中継のネットワーク、教育レベルの高い人的資源、目覚ましい科学的な成果、そして何よりも、世界に公正な秩序を構築することへの関与に向けた強い意志によって、イランはBRICSの重要なパートナーとなることができる」と述べた。

 アミールアブドッラーヒヤーン外相は、「もちろん、BRICSの目的とイランのそれは目指す方向性が一致しているが故に、我が国は現在BRICSと協力・協働する道を検討しているのである。近々、我々はBRICS構成国の大使館と協力し、BRICSとイランが協力できることを明らかにするために会議をテヘランで主催する予定である。BRICSの全構成国に対し、この会議への参加を呼びかける。」と加えた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:DM
記事ID:55766