クルチダルオールとイマムオール、会談

2023年06月14日付 Cumhuriyet 紙

速報…共和人民党党首(CHP)のケマル・クルチダルオール氏とアンカラで会談したエクレム・イマムオール氏が、イスタンブルに来た。イスタンブル空港で会談に関する記者たちの質問に答えたイマムオール氏は、「言わずもがな我々の党首とは常に会っている。全て良くなるだろう」と述べた。

イスタンブル広域市(İBB)のエクレム・イマムオール市長は、アンカラ県のチャンカヤ区にあるアフラトルベル社会施設で、CHP党首のケマル・クルチダルオール氏と会談した。

■「全て良くなるだろう」

5月28日の大統領選後、三度目となったクルチダルオール党首とイマムオール市長の秘密会談は約二時間続いた。

会談後、今日14時にイスタンブル空港に来たイマムオール市長は、会談に関する記者たちの質問に「もちろん我々はこれからも会うだろう、言わずもがな我々の党首とは常に会っている。全て良くなるだろう」と述べた。

■会談場所は最後の瞬間まで非公開だった

本紙のアンカラ支部からの情報によると、クルチダルオール党首とイマムオール市長の会談がどこで行われるかは最後の瞬間まで公開されなかった。

入手した情報によると、記者たちは二分された。一組はアフラトルベルで、もう一組はCHP本部で待機した。

■誰が会議の要請をしたのか

Halk TVの報道によると、この会談の要請はCHP党首のクルチダルオール氏が行ったようだ。

■今日までに何が起こった?

イスタンブル広域市のイマムオール市長は、選挙直後に発表したビデオで「変化」に関するメッセージを発した。

イマムオール市長は、過去に出した声明でも「私だけが変化を欲しているのではない、社会が欲しているのである。これに対して耳を塞いで進むべきではない。各層が何を欲しているか理解することが条件だ。我々はこれらに配慮せざるを得ない」と述べた。

CHP党首のクルチダルオール氏は、自身が参加した生放送で、イマムオール氏が望めば候補者になりうることに言及して、「合理的に考えており」、イスタンブルのような都市[市政]を失うべきではなく、最優先はイスタンブルであると強調した。

■演壇で「変化」に関するメッセージを発した

CHP党首のクルチダルオール氏は、昨日トルコ大国民議会における会派会議で行った演説の中で、CHPが変化の路を開くとし、「船を港に安全に導くのが船長の義務である。私が船長として船を安全に導くことを、皆知っておくように」と述べた。


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翻訳者:田原紗樹
記事ID:55781