ギリシャ宗務省、西トラキア地方でのモスク襲撃に遺憾の意

2023年06月16日付 Cumhuriyet 紙
ギリシャ宗務省、カランジス事務局長は西トラキア地方でのモスク襲撃に遺憾の意を示した。

ギリシャ国民教育宗教省、ヨルゴス・カランジス事務局長は西トラキアで、何者かがモスクに侵入しクルアーンを破ったことに関し、遺憾の意を示した。

カランジス事務局長は文書での発表でイスケチェ地域のモスクで起こった事件によって国民が悲しんでいると記し、この種の事件が信教の自由を尊重するうえで同様の決意をもって進められる必要性を後押ししたと伝えた。

すべての宗教団体の礼拝の場を尊重することはギリシャにとって、争う余地のない重要性を持つと記したカランジス事務局長は、襲撃犯を逮捕した警察を称えた。

イスケチェ宗務局が行った発表によると、ウルジャ村で何者かがモスクに侵入し、被害を与えたことが明らかになった。

襲撃犯はモスクのクルアーンを破って床に投げ、説教壇のカーテンに被害を与えたと伝えられた。また、この犯人がフランス国籍であると記されていた。

イスケチェ宗務局官、ムスタファ・トラムパ氏はムスタファチョバ市のルドヴァン・デリヒュセイン市長とウルジャ・アシャウ地区理事会会長、エユプ・キョシェ氏は拘束された襲撃犯に対して告訴状を提出した。


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:55791