パレスチナ:ガザ地区の女性が立ち上げた廃棄物リサイクルのプロジェクト(2)

2023年06月07日付 al-Quds al-Arabi 紙

「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト

【アナトリア通信:ガザ】

アイデアの始まり

グールさんはこのアイデアの始まりについて、2020年にガザ地区南部のハーンユーニス市の農村部と過疎地域の中心から自身が出発したと述べた。そこには、都市部と比べて布や皮の廃棄物の割合が非常に高いという。彼女は、「家庭から出るその他の廃棄物も相まって、住民たちはこうした分量の廃棄物をゴミとして処分する以外に、どのように対処すればよいのか分からないのです」と続けた。彼女は当時、こうした廃棄物を安全に処理する方法を模索するなかで一般産業連盟を訪れた際、そこで廃棄物の量に関する研究を見つけ、そのもっとも多い割合を占めるものが布製と皮製の廃棄物であることを知ったという。労働条件と経済状況の悪化により、彼女は、ガザ地区で唯一の電力会社から1日あたり最大8時間の電力供給がなされるという電力危機のピンチの下で働くことになった。彼女はまた、電力会社から供給される電流を発電機によって代替することができないため、この問題が、彼女の仕事が直面している最大の障害のひとつになっているとも述べている。さらに「そのため私たちは、電力のあるときに任務を達成し、プレッシャーの下で働き、8時間で大量の製品を完成させるようになりました」と続けた。

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翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR
記事ID:55797