シリア:イドリブ県で心理的支援に関するワークショップが開催(2)

2023年05月16日付 その他 - シリア国営通信 紙

■イドリブ県が地震被災者への心理的支援に関するワークショップを開催

【シリア国営通信:イドリブ】

人民議会議員でシリア保健専門職組合の副代表であるムハンマド・ハーディー・マシュハディーヤ氏は、今回のワークショップを開催するというアイデアが、シリア戦争の状況を背景に生まれ、震災発生後にさらに強化されたと指摘した。またほとんどの人が、直面している困難な心理的状況から抜け出すために、心理的および行動的支援を必要としているとの見解を述べた。

ワークショップの参加者であるシリア社会開発協会のタマードル・ユースフ氏は、心理的支援の問題は、地震が発生した時期に限定されることなく、国民によって継続的に行われなければならないと述べた。その理由として同氏は、同様の支援が、直面する心理的な問題を克服し、平和と希望に満ちた日常生活を送るための人々の能力に対して、重大な役割を果たしているためとの見解を述べた。

ブシュラー・ガド協会からの参加者であるラシャー・ハムドゥー氏は、心理的支援の成功が、一定の層、特に家庭の大黒柱である男性に限定されない、家族全員の相互的な関係にかかっていると述べた。さらに男性は現在、家族を支援し、彼らのニーズを確保する上で、大きな負担を抱えているとした。

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翻訳者:浪内紫雲
記事ID:55846