■UAE‥高校・大学の首席レベルの卒業者にゴールデンビザを発給

【バッサーム・ラマダーン】

アラブ首長国連邦（UAE）の連邦身分証明・市民権・税関・港湾保安局 (ICP)は、2023年に高校や大学を首席レベルで卒業する学生にゴールデンビザを発給することを発表した。

このゴールデンビザは、当局の指示に従い、学生および卒業した者の努力や、知の探究において秀で、成功し、卓越することに対する意志の強さや粘り強さに報いる形で与えられる。

この5年間有効のビザは、高校の卒業資格試験で95%を超える成績をおさめた生徒に保証人なしで発給される。また、首長国学校教育機構（ESE）がICPに提出した、認定を受けた候補者リストに基づいて家族ビザ（発給）の特典もある。

さらに、このビザは認定を受けたカテゴリーに基づき、国内外の大学で累積GPAが3.5または3.75以上という、優秀な成績を収めての卒業したことを条件に国内外の大学の学生にも発給される。

ICPのスハイル・サイード・ハイイリー局長は以下のように述べた。「有望な科学的能力や才能を持った人材を評価し、国内の教育機関や職場に受け入れ、国家の成長や発展、繁栄のプロセスに資するよう機会を与えるという領域において、今年UAEの高校や大学を首席レベルで卒業した者にゴールデンビザを発給することは、UAEの思慮深いリーダーシップの方向性を裏付けるものだ。」

また、局長は「首席レベルの学生の努力や能力を評価し、安心して教育課程を修了できるよう支援すべく、ICPは彼らのゴールデンビザ取得における手続きの簡素化やプロセスの簡略化に熱心に取り組んでいる」と説明した。

（後略）