ネーショーンズリーグ優勝のギュネシュ選手、地震死亡選手に言及

2023年07月17日付 Cumhuriyet 紙

国際バレーボール連盟ネーショーンズリーグで中国を3対1で破りチャンピオンになった女子バレーボール代表のスターであるゼフラ・ギュネシュ選手は、優勝をカフラマンマラシュ県で発生した地震で死亡したジェレン・トパル選手(注)に捧げた。

女子バレーボール代表チームのスターであるゼフラ・ギュネシュ選手は、2023年国際バレーボール連盟ネーショーンズリーグでの優勝をカフラマンマラシュ県で発生した地震で死亡したR.Kハタイ・バレーボール・クラブの選手ジェレン・トパル選手に捧げた。

■このメダルはあなたのために

ゼフラ・ギュネシュ選手は、SNSのアカウントで行った発表の中で、「ジェレン、私は約束を守った。このメダルはあなたのために。」と述べた。

ワクフバンク所属の実績ある女子バレーボール代表ギュネシュ選手は、昨シーズンのウッチ戦の前に行われた黙祷の際に地震で死亡したR.Kハタイ・バレーボール・クラブのジェレン・トパル選手の名前が書かれたユニフォームを着て参加した。

(注)ジュムフリイェト紙は、同日の別の記事で、追悼となったポーランドのクラブチーム、ウッチとの試合後にギュネシュ選手がトパル選手について語った以下のコメントを掲載している。

「私たちの国で発生した災害の悲しみを今も経験している。私たちにとって、今コートに出ることは容易ではないが、勝利して私たちを注目している人々を喜ばせたかった。今日、ハタイで亡くなったジェレンのユニフォームを着てコートに出たかった。ジェレンの『私の夢はゼフラ・ギュネシュになること』との発言をこうした形で知り、生涯で耳にした最も悲しく、最も誇りに感じるコメントのひとつとなった。生前に知り合えていれば。彼女が何処かから私のことを見ていて、少しであれ楽しい気分になってくれたと願いたい。」


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翻訳者:新井慧
記事ID:56003