シリア:2月の大地震で被災したシリアの人々を支援する日本の二つの取り組み

2023年07月13日付 その他 - SANA 紙

■サダーカ・イニシアチブとMake people Smile…日本のシリア・ファンによる被災者支援の取り組み

【東京:ルアー・ハリーファ】

2月6日にシリアを地震が襲った直後、東京外国語大学中東代表教員兼アラビア語代表教員の青山弘之博士は、被災者への義援金や支援を募るための「サダーカ」と銘打った取り組みを立ち上げた。

2月17日に発足したサダーカ・イニシアチブの発起人である青山博士は、SANAに対して、シリア和平ネットワークという日本のグループのメンバーの支援を受けてこの取り組みを立ち上げ、日本の複数のメディアでも紹介されたと明かした。また、サダーカ・イニシアチブという名前は、シリアに対するテロ戦争に喘ぐシリアの人々を支援するために2021年まで活動していた同盟の日本の組織に由来し、いずれは日本とシリアを結ぶ友好(サダーカ)協会を発足したいとも述べた。

青山博士は、サダーカ・イニシアチブの活動の仕組みについて、寄付を募り、シリアの被災地に送ることができるかどうかにかかっているとも付言した。

シリアの学生に送るための支援物資を集めているもう一つの取り組みについて、青山博士は、奈良県の西大和学園中学校・高等学校の生徒たちが、シリアのために救援物資を集めて送りたいという意欲、同情心、そして熱意を示してくれ、シリア大使館に連絡をとり、彼らが物資を送るのを支援するよう依頼したと明かしてくれた。

これに対して、「Make people Smile」と銘打った取り組みを立ち上げ学生の森孟子さんは次のように述べた。「シリアを襲った地震の惨状について、SNSで拡散された衝撃的なビデオがこの取り組みを始めた主な理由で、被災者、とくに子供たちを支援したいと強く思うようになりました」。

森さんはまた次のように述べた。「学校の多くの友達たちと協力して、被災地の子供たちに自分たちでできる支援を行おうと決心しました。そして、私たちはこの取り組みに「Make people Smile」という名前を最初につけました」。森さんによると、この取り組みに日本の20以上の企業から反応があり、EメールやSNSで連絡を取り合うとともに、学生たちは奈良県の有名な観光スポットでもある東大寺で募金活動も行ったという。

森さんは、在日本シリア大使館に支援についても触れ、ムハンマド・ナジーブ・エルジー臨時代理大使が学校を訪れ、学生たちの取り組みを見学、救援物資を輸送するためのオプションや、そのために可能な取り組みについて彼らとともに考えてくれていると述べた。

森さんは、大のシリア好きであること、家族がシリアの産品、とりわけアレッポで生産されるオリーブ石鹸のファンだということ、その独特の香りが日本人にも好まれていることを説明してくれた。また、シリアについてのビデオ映像を観るなかで、好印象を抱くようになったとも語ってくれた。

一方、臨時代理大使は、日本国民の高貴さや道徳を反映した生徒たちの取り組みに謝意を示し、シリアの被災者に支援を円滑に届けるために大使館と「Make people Smile」との間で連携を行っていると述べた。



この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:56018