大学調査研究所(ÜNİAR)が毎年公表している「大学生にやさしい町」調査の結果が判明した。大学生の満足度が最も高い町にはエスキシェヒルが選ばれた。

大学調査研究所が公表する「大学生にやさしい町」の調査結果が明らかになった。その結果、エスキシェヒルが大学生の満足度が最も高い町に選ばれた。

この調査は、大学調査研究所の創設者であるエンギン・カラダー教授とジェミル・ユジェル教授によって実施され、81の県に所在する公立大学126校、私立大学74校の計200の大学に在籍する4万7761人の学生の様々な分野における満足度が評価された。

■エスキシェヒル、アンカラ、チャナッカレ…

町の満足度は、町を安全と感じるか、交通手段、娯楽、スポーツ、お店、学生に対する地元住民の態度、名所、社会的・芸術的・文化的イベントといった項目への学生の回答結果によって評価された。大学調査研究所によって行われたこの「大学生にやさしい町調査(TÜMA)」の結果によると、大学生の満足度が高い町が順に、エスキシェヒル、アンカラ、チャナッカレ、アイドゥン、ムーラ、アンタルヤとなった。

アナドル大学、エスキシェヒル・オスマンガズィ大学、エスキシェヒル工科大学といった3つの公立大学によりトルコの学術界に大きく寄与するエスキシェヒルは、同時に学生が安全に幸せに暮らせる町としても重要な位置を占める。

エスキシェヒルのユルマズ・ビュユッケレシェン広域市市長は、調査結果に大きな喜びを感じるとして以下のように述べた。

「大学調査研究所が定期的に行うことになったこのアンケートで今年一位を獲得できたいへん嬉しく思う。『大学生にやさしい町』ランキングでエスキシェヒルは、学生が生活するうえで最も満足度が高い町に選ばれた。この町に活気をもたらしてくれた全ての学生に感謝し、若者にとってこの町を住み心地のよいものとしてくれる全ての住人の方々に感謝申し上げる。」