CHP暫定党首候補にムラト・カラヤルチュン合意-旧SHP党首

2023年08月03日付 Hurriyet 紙

イスタンブル広域市長エクレム・イマムオール氏が元共和人民党(CHP)党首らと会談を行った後、「兄方式」が政策の議題に挙がった。元社会民主人民党党首のムラト・カラヤルチュン氏は、CHP全体の合意が得られれば暫定党首就任を受け入れると明らかにした。

CHPで変革の動きを推し進めるイマムオール市長は過日、ヒクメト・チェティン、ムラト・カラヤルチュン、アルタン・オーメン氏らと会談した。会談が報道された後、CHPの変化には「兄方式」が求められていると述べられた。会談に参加したカラヤルチュン氏は、TV100の番組「多様な視点」でキュブラ・パル氏とギュルカン・ハジル氏の質問に答えた。

■「イスタンブル広域市長候補者にイマムオールがなるべきだ」

「党県本部長20名による会合に関して私が持つ情報はありません」と話したカラヤルチュン氏は以下のように述べた。

「私は長年出演してきたテレビ番組で、イマムオール・イスタンブル広域市長が候補者になるべきだと発言してきました。私はこれを運命的な定めと呼んでいます。『イマムオール氏はイスタンブル広域市長候補者になるべきです』と話してきました。一昨日エクレム氏に『私はあなたの兄と思っています。すみませんが、私はあなたをイスタンブル広域市長候補と考えています。気分を害さないでください。』と話しました。ケマル氏も運命的な定めの中にいると考えます。エクレム氏を候補者とするという点でです。党本部はエクレム氏を候補者として挙げる必要があり、エクレム氏もまた候補者になる必要があります。彼は私の言葉に笑顔で返してくれました。この考えにこだわりたい。いかなる選挙にも保証はないので、準備すべきだ。

■兄方式について何を言ったか?

「兄」方式が正しいとは思いません。この種の取り決めは私たちの党内のルールやポリシーに反します。党内の全員が同意するのであれば、はいと言います。私は古参の党員であり、私たちが置かれている状況を打破するために、個人的意見をプロジェクトの書面の形にしました。私たちのルールは党規則であり、私たちは100年の歴史を持つ政党です。党規則で定められていることを行います。

■「分断のリスクを見ています」

CHPに分断のリスクを見ています。正確にいうのであれば、そう聞いています。そのことも落ち着かない気分にさせます。SHPを再建し、解党しなければ良かったという人もいます。CHPの状況に関して非常に否定的な意見を言う人もいます。この状況下で、全党員に党が置かれている過渡期に関する議論に参加してほしいと思っています。この議論では、党の一体化を守る必要があります。党首も含め、まずは互いの尊厳に配慮すべきです。オープンであるべきで、党の規則に相応しく振る舞うべきです。こうした議論は尽くされていません。」


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:小鉄礼子
記事ID:56093