宗務庁発表の恒例のあきれたフトバ「金曜礼拝に合わせて仕事を」

2023年08月04日付 Cumhuriyet 紙
宗務庁は高水準の予算を理由に議論の的になっている中で、宗教的実践を生活のあらゆる分野に広げ続けている。最近行われた金曜日のフトバの表現が注目を集めた。

宗務庁による反発を招く施策が勢いを失うことなく続いている。最近宗務庁の宗教サービス総局長が今日公布した金曜日のフトバで金曜日の礼拝に合わせて仕事をする必要があると述べられた。問題の発言は政教分離の国で社会的な生活が宗教の法則によって決定されることは承認出来ないと批判された。

フトバで「労働者たちと学生たちが最も重要な戒律である礼拝の一つの金曜日の礼拝で祈りを捧げることができるよう助けになろう。職場での仕事の時間や学校での授業の時間を金曜日の礼拝に合わせて調整しましょう」と述べられた。

■「買い物も禁止に」

またフトバでは、金曜日の礼拝を義務とする者が、アザーンが読み上げられてから買い物や商売を行うことは不当であることが強調され、「職場での労働時間や、学校での授業の時間を金曜日の礼拝の時間に合わせて調整しましょう。忘れてはならないのは礼拝の自由と人々の人権にはこれが必要だということだ。この点で敏感に行動しない人は大きな(宗教上の)罪を背負うことになる。」と述べられた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:鈴木敬人
記事ID:56099