モスクのトイレに定期券制度導入―リゼ県

2023年08月24日付 Cumhuriyet 紙

リゼのモスクにある公共トイレに定期登録システムが導入された。登録者は週額30トルコ・リラ、月額120トルコ・リラを支払う。

リゼ県イェニキョイ地区に立地するタスチュオール・モスクで、約38年間公共トイレの管理人として勤務する5人兄弟のうちの一人であるサムスン出身のアブドゥッラー・チェヴリム氏は、彼が窓ガラスに書いた文章により、目にしたものを驚かせた。

チェヴリム氏は、自身や、周辺の中小自営業者の手間を省くために一つの解決策を練り出した。彼は、毎日公共トイレを利用する中小自営業者のために定期登録制度を導入したのだ。登録者はモスクの公共トイレに週額30トルコ・リラ、月額120トルコ・リラを支払う。

▪「手間が省かれた」

中小自営業者を楽にするためにこのような管理法を考案したと述べるチェヴリム氏は、「ここでは、周辺の中小自営業者たちは概ね週ごとの料金を支払っている。一部は、月額料金で支払っている。料金の改正があったために、私は窓に書くことを選んだ。利用者は料金表を見て、料金をそれに応じて支払っている。中小自営業者の手間は省かれ、私も楽になっている。」と発言した。

30年間モスクに隣接する美容室を営むセラハッティン・キョシェ氏は、「このトイレの料金は元からあったものだ。今回のことも我々中小自営業者にとって良いものとなった。以前から存在していた。我々は時々週額料金を支払っている。また時には月額料金を支払っている。トイレは頻繁に利用している。また、トイレを管理する人たちにも楽になっている。時たま支払いを忘れてしまうことがある。そのような問題をなくすためにも、週額または月額で契約している。楽になっている。トイレの管理の観点からも、我々利用者の観点からも手間が省かれる。」と述べた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:清水志保
記事ID:56214