欧州女子バレーボールでトルコ、決勝進出

2023年09月02日付 Cumhuriyet 紙

速報によれば、2023年CEV(欧州バレーボール連盟)バレーボール女子ヨーロッパ選手権の準決勝戦で女子バレーボールトルコ代表チームがイタリアを3-2で破り、決勝に進出した。

女子バレーボールトルコ代表チームは2023年CEV(欧州バレーボール連盟)バレーボール女子ヨーロッパ選手権の準決勝戦で前回のヨーロッパチャンピオンであるイタリアを3-2で破り、決勝に進出した。

(※X(旧Twitter)の「トルコバレーボール連盟」アカウントの投稿より引用)
ネットのスルタンたち、決勝へ!
女子バレーボール代表チームが準決勝戦でイタリアを3-2で破り、ヨーロッパ選手権の決勝に進みます!
おめでとう、ネットのスルタンたち
#ilovevoleybol
#ilovefileninsultanları
(訳注:「ネットのスルタンたち」は女子バレーボールトルコ代表の愛称)

ベルギーの首都、ブリュッセルで準決勝戦が行われ、第1セット中盤まで互いに得点を重ねる(18-18)なかで、イタリアのエゴヌ選手のサーブで決め手となる流れをつかみ、点差をつけたイタリアが第1セットを25-19で取った。
トルコ代表は第2セットを好調にスタートし、セット序盤で6点差(11-5)と突き放した。イタリアはプレー終盤で効果的なサーブを駆使して点差を1点差(24−23)と詰めるも、セットポイントで逃さなかったトルコが25−23で第2セットを奪った。 
第3セットを優勢に始めたイタリアはセット中盤で5点差(12-17)をつけた。イタリアはサーブとブロックで効果的なプレーを続け、第3セットを25-15で制した。 
第4セットは両チーム交互に点を取りながら始まり、中盤で14-14の同点となった。一時4点差(14-18)をつけられたトルコ代表だったが、エブラル・カラクルトゥ選手とエリフ・シャヒン選手の得点で20-20の同点に追いついた。最終ポイントをナイスプレーで取ったトルコ代表が第4セットを25-22で奪った。
最終セット序盤では交互に点を取るも、ヴァルガス選手とエブラル・カラクルトゥ選手が点差をつけ、トルコ代表が最終セットを15-6、試合を3-2で制し、本大会の決勝戦に進出した。

トルコ代表はセルビア対オランダの試合の勝者と決勝で対戦する。

■決勝進出は3回目

女子バレーボールトルコ代表チームはヨーロッパ選手権で(史上)3回目となる決勝進出を決めた。
トルコ代表はかつて2003年と2019年に決勝に進出し、2試合とも敗退し銀メダルを手にした。
トルコ代表はヨーロッパ選手権で銀メダル2つ、銅メダル3つを獲得し、FIVB(国際バレーボール連盟)のランキング1位として参加した本大会で、金メダル獲得までにあと1勝を残すのみとなった。

■14連勝

ネットのスルタンたちは公式戦で14連勝した。
トルコ代表はFIVB国際リーグで金メダルを獲得し、その大会の終盤6試合で勝利して、ヨーロッパ選手権にも参加し、8試合の勝利を収めた。
14試合のうち、トルコ代表が対戦相手に奪われたのはたった6セットだった。

試合会場:パレ12 (訳註:ベルギー・ブリュッセルのアリーナ)
審判:ウラジーミル・シモノヴィチ審判(スイス)、ミハイル・コウツラス審判(ギリシャ)
トルコ代表:エブラル・カラクルトゥ選手、ゼフラ・ギュネシュ選手、メリッサ・ヴァルガス選手、ハンデ・バラドゥン選手、エダ・エルデム・デュンダル選手、ジャンス・オズバイ選手、(ギゼム・オルゲ選手、エリフ・シャヒン選手、アイチャ・アイカチ選手、エリフ・シャヒン選手、アスル・カラチ選手、イルキン・アイドゥン選手)
イタリア代表:シラ選手、ルビアン選手、オロ選手、ピエトリーニ選手、ダネージ選手、アントロポーヴァ選手 (フェルシーノ選手、デグラディ選手、ボジオ選手、エゴヌ選手、スクアルチーニ選手、パッロキアーレ選手)
各セット点数:18-25, 25-23, 15-25, 25-22, 15-6
試合時間:125分間(セット順に27分間、28分間、25分間、29分間、16分間)


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翻訳者:伊藤梓子
記事ID:56249