アンタルヤでマンションを購入し同胞に賃貸しするロシア人

2023年09月11日付 Cumhuriyet 紙

アンタルヤで一人のロシア人が[集合住宅内の]80戸を購入しホテルに変えた。2区画の間に受付を設置したことが明らかになった。

地中海ホテル経営協会カアン·カバロール会長は、最近売られた不動産の数は10万8千に達すると述べた。

ヒューリイェット紙が報じた情報によると、まとまった購入に注意を引き、次のように続けた。

■ロシア人にのみ賃貸している

「外国人がアンタルヤに来て家を買うことはもちろん素晴らしいことである。これも世界で例のある観光の形である。しかし、売却された10万8000戸が10万8000人の人に売られたのではない。問題はここに始まっている。この売却リストの中では1人が80戸を購入している。そして、その人物はこの物件を同じ国籍の人に賃貸している。

つまり、自分の仲間内で賃貸システムが構築された。このシステムは残念ながらいかなる監視下にも置かれていない。私たちは、未登録を規制するよう望んでいる。考えてみなさい、ある人が2区画を買い、2区画の間に受付を作った。観光客は、その敷地の警備員に『受付はどこですか』と聞くのである。これは、いかなる条件下でも受け入れられることではない。

私たちは、この事実をつかみ、ポルトガル、イタリア、スペインの事例を分析した。私たちが作成した報告書も文化観光省に提出した。10月までにパートナーである文化観光省とともに適切な法案を準備する予定だ。次のこともまた別の現実である。アメリカやスペインのホテルマンもこの問題について悩んでいる。一部の地域で不動産売却をこの理由で停止している。これは、アンタルヤのために必要なことである。10万8000戸の住宅の大部分がアランヤ自治体とコンヤアルト自治体である。この売却が投資目的なら、海岸以外の場所にも投資するのを期待する。」


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翻訳者:新井慧
記事ID:56295