善良党、共和人民党との野党共闘解消発表、地方選挙に独自候補

2023年09月14日付 Cumhuriyet 紙

本紙は善良党の党運営委員会の舞台裏に達した。善良党党首のメラル・アクシェネル氏は「私たちは独自に道を進んでいく。最後に決定を下すのは国民である。私たちの目標は2028年に政権与党になることだ」と述べた。

党運営委員会はアクシェネル党首を議事進行役として招集され、「統一地方選挙には党独自の候補を立てて参加する」との決定を下した。

党運営委員会は、統一地方選挙に関し党の中核運営メンバーである党執行部会に「権限」を与え、党運営委員会メンバーの大半はアクシェネル党首に対し「公正発展党(AKP)に代わるのは共和人民党(CHP)ではなく我々である。選挙には別々の候補者で臨むべきである。我々は、すでに円熟した政党であることを証明している。我々は公正発展党(AKP)に代わる唯一の選択肢であるので、公正発展党(AKP)の牙城であるエルズルムですら善良党が選挙に勝ちうる力を持っているのである。善良党は強力な人材を有している。この人材を使って党独自の候補者を出すことができる」と意見を述べ、アクシェネル氏もまた、「党独自の候補を立てて参加する。最後に決定を下すのは国民である。私たちの目標は2028年に政権与党になることだ」と述べた。

■「独自の候補者を用意している」

一方、本紙に話した善良党の幹部らは「党の候補者がいる場合、エクレム・イマモール氏とマンスル・ヤヴァシュ氏を支持しない予定か?アンカラとイスタンブルでも独自の候補者をを出すのか?」という質問に対し「アンカラやイスタンブルでも私たちの候補者を準備している」と述べた。

善良党の幹部らは「アンカラとイスタンブルでの候補者は誰になるのか」という質問に対しては「まだ党の権限を与えられた委員会で評価が行われていない」という理由で回答しなかった。


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翻訳者:芝田幸恵
記事ID:56321