アルメニア、国連に監視団派遣を要請

2023年09月24日付 Cumhuriyet 紙
アルメニアのアララト・ミルゾヤン外相は、国際連合総会で声明を発表し、「国連は人道的状況を監視、評価するためにナゴルノ・カラバフに監視団を即時派遣すべきだ」と述べた。

アルメニアのアララト・ミルゾヤン外相は、国連総会で演説した。

ミルゾヤン外相は演説の中で、ナゴルノ・カラバフにおけるアゼルバイジャンの対テロ作戦に言及し、国連に対し「当該地域の住民や民族アルメニア人の安全確保ならびに人道的状況の評価のため、ナゴルノ・カラバフに監視団を即時派遣する」よう要請した。

ミルゾヤン外相は、「ルワンダでのジェノサイドを防ぐことができなかった後、国連は対策メカニズムの構築に成功し、『二度と起こさない』という約束を意味のあるコミットメントに変えた」と述べ、「しかし今日、我々はまたもや失敗の危機に瀕している」と続けた。

一方、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相は国連総会での演説の中で、アルメニアは交渉のあらゆる段階で政治的、軍事的挑発に訴え、アゼルバイジャンとアルメニアの間の揺るぎない和平を実現するという努力は、アルメニアの報復政策の犠牲となったと述べた。


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翻訳者:安井 悠
記事ID:56371