シリア国境越境攻撃で、少なくとも14テロリストを無力化

2023年10月07日付 Milliyet 紙

トルコ国防省は「ユーフラテスの盾、オリーブの枝、平和の泉」地域でテロリスト58名を無力化したと報じた。

国防省から朝方行われた発表で「我々はテロリストたちの巣窟を端から破壊している!シリア北部の『ユーフラテスの盾、オリーブの枝、平和の泉』地域でPKK/YPGのテロリストの拠点は夜間、我々の武装車両によって痛烈な打撃を受けた。第一報によれば少なくともテロリスト14名が無力化されたとわかった」と述べられた。

■テロリスト58名を無力化

同省は無力化したテロリストは58名に上ったと発表し、「正当防衛の範囲で、英雄トルコ国軍が6日夜に武装車両を用いてシリア北部で実行した作戦において、無力化したテロリストは58名に上った」と述べられた。

(※トルコ国防省のX(旧Twitter)アカウントより、2023年10月7日22時51分付の投稿引用)
我らが「鉄の鉤爪」がシリア北部のテロリストの巣窟を粉々にする瞬間…
#MillîSavunmaBakanlığı

■国防省から新たな航空作戦のメッセージ

シリア北部の分離独立主義テロ組織PKK/YPGの拠点が打撃を受けている。地域のテロ組織無力化のための作戦の範囲内で、アレッポ北部にあるテルリファトの街と周辺にある、分離独立主義テロ組織PKK/YPG拠点が打撃を受けた。またアイン・アルアラブとラッカの街のPKK/YPG拠点へ向けた作戦が開始された。

国防省からの声明は以下のとおりだ。
PKK/YPGとその他のテロ組織を無効化しつつ、シリア北部からの人々と治安部隊に対するテロ攻撃を排除し、国境の安全を維持する目的により、国連憲章第51条に基づく自衛権を行使し、シリア北部でテロ組織拠点に2023年10月6日22時に航空作戦が実行され、その作戦によってテロ組織内の管理者が内部にいると見られる所謂本拠地、シェルター、倉庫といった拠点15ヶ所が破壊された。
実行された作戦では地域や国軍の弾薬を最大限用いて多くのテロリストが無力化された。
高貴な我が国民が生んだトルコ国軍はこれまでと同様に今日も我が国と国民の存続と安全のために、テロリストを一人も残さないほどの覚悟と決意をもってテロとの闘争を続けていく。
この作戦の中では罪のない一般人、同盟組織、歴史的文化財と周辺に被害を及ぼさないためにあらゆる措置が講じられた。

(※トルコ国防省のX(旧Twitter)アカウントより、2023年10月7日15時45分付の投稿引用)
我々はテロリストの巣窟を端から破壊している!
シリア北部の「ユーフラテスの盾、オリーブの枝、平和の泉」地域でのPKK/YPGのテロ組織の拠点は夜間、我々の武装車両によって痛烈な打撃を受けた。
第一報によれば、少なくともテロリスト14名が無力化されたとわかった。
#MillîSavunmaBakanlığı


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翻訳者:伊藤梓子
記事ID:56439