バハーイー教徒とシオニストの親密で組織的な関係を表す文書

2023年10月08日付 Jam-e Jam 紙

 バハーイー教徒ショウギー・エフェンディー[バハーイー教の守護者]の言葉は、イスラエル占領体制との戦略的つながりを示している。

 ショウギー・エフェンディーはイラン太陽暦1330(西暦1951/52)年、ノウルーズのメッセージ(新年のメッセージ)にてイスラエル建国に満足の意を表し、イスラエルの体制の成立を神の約束に従ったものと紹介している:

「ハリール[アブラハム]の子孫とキャリーム[モーセ]の相続人に対する神の約束が証明されたことは明らかである。イスラエル国家がかの神聖な地に確立されて、バハーイー教の真実性と独立性が認められ、バハーイー教徒の婚姻契約書の登録、アッコ[イスラエルの都市でハイファに近い]とカルメル山[イスラエルのハイファにある山]におけるバハーイー教徒の全寄進、及びバーブ廟[バーブ教の開祖ミールザー・アリー・モハンマドの廟]の建設に必要なものに対する慣例の、つまり使用税や国税の免除、またバハーイー教の祝日の承認を得ることに功を成し、確認を得た。」
出典:『聖なる書翰 Towqi’at-e Mobarake』第4巻、290-291ページ。

 ようやくManoto[国際的なペルシア語チャンネル]のバハーイー教徒たちが何故イスラエルの人々を悼んでいるのか納得がいった。


※脚注:バハーイー教は、19世紀後半にバーブ教の分裂後、バハーオッラーが創始した宗教。イランにおいて異端視され迫害されてきた歴史がある。本拠をイスラエルのハイファに置き、開祖の廟もそこに建てられている。


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翻訳者:TS
記事ID:56526