カフラマンマラシュの洞窟遺跡、12000年目の墓所発見か?

2023年10月22日付 Cumhuriyet 紙

ディレクリ洞窟で2007年から現在まで継続されている発掘で3つの墓所が発見された。発掘リーダーのジェヴデト・メリヒ・エレッキ准教授は「この時代にはまだ定住生活はありませんでした。ディレクリ洞窟の居住者達はここでは周期的に毎年来て居住して生活をしていました。」と話した。

カフラマンマラシュ県に位置するディレクリ洞窟で行われた発掘においておおよそ1万2千年前につくられたと推測される墓所が見つかった。

発掘リーダーであり、アンカラ・ハジュバイラムヴェリ大学考古学科教員のジェヴデト・メリヒ・エレッキ准教授はオンイキシュバット郡のドンゲル地区の郊外に位置する洞窟で進められているプロジェクトが2月6日のカフラマンマラシュを震源とする地震の後今年は更に少ないメンバーで行われている事を説明した。 

■最後の狩猟採集者の墓所の可能性がある

エレッキ氏は地域で2007年から今日まで行われている発掘において3つの墓所が発見されたと話した。最初の墓所は2009年に、2番目の、中から骸骨が出土した墓所は2019年に、最新の墓所は2023年の発掘時に発見したことを説明した。

エレッキ氏は複数墓所の内一箇所からのみ骸骨が見つかった事、他の(墓所の)内部は空であった事を明らかにし、以下のように話した。

「本年の私達のプロジェクトは北計画区で行った発掘によって完了します。全ての出土品は発掘時のそのままの状態で置かれます。また、座標を取得され地理座標システム内に場所を特定されてパソコン上で3Dとして様々なプログラムを使用してデジタル上での登録に変換されます。ディレクリ洞窟で確認しましたこの3つの墓所の一つは8千801年前、最下層の墓所はおおよそ1万2千100年〜1万2千200年前のものであると考えています。この最近出土した墓所はおよそ1万2千年前のものです。文明の期間としては中石器時代と呼ばれる最後の狩猟採集者として語られる、実際はそうではなかったとされる時代に生きた人々の歴史に到達しているのです。この時代にはまだ定住生活はありませんでした。ディレクリ洞窟の居住者達はここで周期的に毎年訪れて居住し生活を送っていました。」

■墓所は石が配置されている

エレッキ氏は発見した墓所の四つ角、要するに90度の角度で石が配置されている事に言及し、「この時代に生きた人々が民族名、もしくはある呼称を持って生きていたかどうかはわかりません。そのため私たちは彼らを呼称する時には狩猟採集者とだけ言います。中石器時代、移住生活スタイルで生きた人々の最後の時代です。更にこの後平地と丘に建物を建てながら定住生活を始めます。ディレクリ洞窟はカフラマンマラシュの人類の歴史年代記を過去から今までに真っ直ぐ繋ぐポイントの一つです。」と話した。


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翻訳者:竹田史佳
記事ID:56577