◼️モロッコ:ワクフ省が、モスクの説教師がガザ問題を刺激しないよう、規制をかけていないことを強調
【ラバト:本紙】
「アクサーの洪水」作戦の開始以降、モロッコの多くの人々は、ファキーフたちがガザでの戦争やパレスチナ人への支援の話題を取り上げるか見るために、金曜礼拝の説教を待ち侘びていた。しかし、彼らは呆然とすることになった。というのも、モロッコの多くの街や村で毎週行われるモスクの説教では、その話題がイバーダートやムアーマラートを逸脱することはなく、アクサーの庇護者たるパレスチナ人とのイスラームの連帯の問題についての言及はなかったからだ。
しかし、一部の説教は例外だった。カサブランカにあるモスクとスコイラのモスクでは、それぞれのイマームが熱心に、そして明確に、目下の話題を取り上げた。そのためSNS上では多くのユーザーから、モスクを管轄していると考えられているワクフ・イスラーム問題省が、ガザに対するイスラエルによる侵攻の話題に関して、意見を表明するような説教を禁止する決定を出したのではないかとの疑問が投げかけられた。
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