ハジェテペ大寮で相次ぐ自殺

2023年11月15日付 Milliyet 紙
ハジェテペ大学ベイテペ学生寮で1人の学生が自室で命を絶った。過去数カ月間でエスキシェヒルとアンカラでも3人の生徒が自殺した。

ハジェテペ大学ベイテペ学生寮Jブロックで1人の学生が自室で命を絶った。

事件後、警察と救急車が呼ばれ、現場検証も行われたことが知らされた。

トルコ医師会(TTB)学生委員会から出された声明では、「仲間が亡くなってから2時間以上経過したにも関わらず、未だ何の発表も行われていない。学長、寮長が直ちに声明を出すことを待っている。この事件にふたをすることは許さない、我々は事件を追っている!」と述べられた。

■ハジェテペ大学の声明

事件後ハジェテペ大学から出された声明では、「ベイテペ学生寮で暮らしていた我が校の学生アイシェギュル・タイヤルさんが亡くなった。親愛なる学生へ神の慈悲を乞い、彼女のご家族と愛する人々へ哀悼の意を表する。この痛ましい喪失に関して調査が進んでいる」と述べられた。


■過去4カ月間で4人の学生が…

10月30日、アンカラにあるハジェテペ大学医学部に在籍するİ.Z.Kさんが寮の自室で遺体で発見された。

また、アナドル大学のR.Aさんは、10月14日から15日にかけての深夜にキャンパスの食堂前で命を絶った。初等数学教育を学ぶR.Aさんのポケットから発見されたとされる3ページのノートでは、R.Aが経済的な問題を抱えていたことを明かしており、友人もこの状況を認めている。

その前の週にもエスキシェヒル・ミュクリメ・ハトゥン女子KYK寮で、セゼンという名の大学生も命を絶った。


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翻訳者:伊永勇人
記事ID:56728