シリア:シリア人女優がパレスチナへの連帯を表明

2023年11月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ジュマナ・ムラード:パレスチナ問題は世界中の人々に関わる問題である

【カイロ:本紙】

シリア人アーティストのジュムナ・ムラードが、現在起こっているパレスチナ人の追放を1948年に初めてイスラエルがパレスチナの人々を彼らの土地から追放したことに結びつけた。

彼女はインスタグラムの公式アカウントに動画を投稿した。動画内で彼女は、1948年に起こったパレスチナ人追放を現在の状況に結び付けて、「パレスチナの人々が近現代史の中で最も長い期間、占領下に置かれている。75年前に経験した追放を2023年に再び経験することになる」と述べた。

さらに彼女は「今もなお占領を続ける簒奪者政体イスラエルは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの協力によって、パレスチナの女性や子供達に対して大量虐殺と民族浄化を行っている。この国々は正義や法、民主主義や自由を掲げているが、彼らの行為はこれらの諸原則と矛盾している。しかし、神のおかげで抵抗するパレスチナ人は存在し続けられ、彼らの問題が、世界中の人々に共有されるようになったのです」とも述べた。


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翻訳者:鳥居隼斗
記事ID:56742