レバノン:ガザでの休戦がレバノン南部にもたらした影響

2023年11月24日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ガザでの休戦の発効によるレバノン南部の穏やかな雰囲気と海岸線の平常通りの交通

【ベイルート:本紙】

レバノン南部は今日の午前7時以降、ガザでの休戦の発効により、顕著な静けさを経験し、国境の村や町は半ば平常な雰囲気に覆われ、スールからナークーラに続く海岸線では妥当な交通量が見られた。

南部の平穏は、イスラエル占領軍とヒズボラ(ヒズブッラー)両者による軍事作戦における前例のない激化の後にもたらされた。それは、南部の町への敵対的な激しい爆撃と、「抵抗への忠誠」ブロックの長であるムハンマド・ラアド議員の息子を含むヒズボラのラドワーン部隊の幹部6人がバイト・ヤーフーンへの襲撃で殉死したことに伴っている。

午前7時前、イスラエル軍の爆撃はマルジャアユーン平原の中心部を標的とし、マルジャアユーン郡一帯では連続的な爆発音が聞こえた。イスラエル軍戦闘機は木曜日の夕方、アダイサの町に対して2度の攻撃を行った。1度目は町のモスク付近で、財産や商店に大きな被害をもたらし、2度目はアダイサ=マルカバ街道で食糧貯蔵庫を標的にした。

また、国内治安部隊の副官は深夜にアダイサ警察署付近を狙った爆撃によって警察署の窓ガラスが割れたことにより、手足に軽傷を負った。占領軍は西部地区の多くの町、特にナークーラ、アルマー・シャアブ、ドゥハイラ、ラブーナを断続的に爆撃した。

(後略)


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翻訳者:新藤花絵
記事ID:56776