パンの値上げはあるのか?

2023年12月02日付 Cumhuriyet 紙

トルコベーカリー協会のハリル・イブラヒム・バルジュ会長は最低賃金の決定と原材料費の高騰のため、1月にパンが再び価上がりする可能性があると言及した。

11月初めにイスタンブルで「パン1kg当たりの価格は最大40リラとなり、パン200gあたり8リラとなる」としていた「パン最高価格表」が承認された。
しかし大都市ではパンの価格は自治体ごとに異なっている。ある自治体では8リラで売られている一方、他の自治体では10リラで売られている。
イスタンブル県のダヴト・ギュル知事は自治体ごとにパンの価格差があることについて反発し、「県民を犠牲にしないために県農業局および県内自治体に対し効果的な価格管理の実施を呼びかけている。」と述べた。  
トルコベーカリー協会のハリル・イブラヒム・バルジュ会長はハルクTVにコメントし、大都市でパンの価格差があることについて言及した。バルジュ会長は1月に最低賃金とともにパンが値上がりする可能性があると強調し、価格差は管理しなければならないと述べた。

バルジュ会長は以下のように述べた。
「イスタンブルでは240~250gのパンは10リラで販売されている状態だ。パン1つが8リラで売られれば、イスタンブルのどこでも同様でならなければならない。グラムが多くても10リラで売るのは適当でない。
4,5個の自治体では10リラで売られているが、チェーンストアでは10リラではない。管理してできるだけ早く是正しなければならない。 
材料が高騰していて、小麦粉の価格が上がっている。最低賃金が値上がりして価格に件の格差が生じる。最低賃金が上がれば、その分店員に支払われる金額が上がる。最低賃金の格差から小麦粉の価格が上がり続ければ、重大な材料費高騰が発生する。1月にパンの価格は値上がりする可能性がある。」


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翻訳者:伊藤梓子
記事ID:56825