人権団体、イランで129人死刑執行と告発

2023年12月03日付 Cumhuriyet 紙
人権団体は、「ガザでの戦争問題で手いっぱいなことを利用し」イランが女性や子供を含む127人の死刑を執行したと公表した。

人権団体によると、ハマスが10月7日にイスラエルへ攻撃を始めてから今までの間に、イランの政権は女性や子供を含む127人を超える人々に死刑執行した。

オブザーバー紙が比較対象した、イラン人権団体及びノルウェーに拠点を置くヘンガウ人権機構といった団体のデータによると、イスラエルとハマスの間に戦争が起きてから今までの間に、イランでの死刑は憂慮すべき増加をみせた。

イラン人人権活動家という名前の団体も、10月7日から今までの間に注目に値する死刑の増加があったことを認め、先週には同政権が24時間のうちに7人の死刑を執行したと述べた。

死刑を執行された人の家族や人権団体は、ガザでの戦争が国際問題を占めていることを利用してイランが反政権側に復讐していると明らかにした。

死刑を執行された人々の中には、17歳の子供、ハミドレザー・アザリーさんも含まれることが明らかになった。国連はこの死刑を「不快な」と表現した。

イランは、「女性、人生、自由」運動に関与した22歳の女性、ミーラード・ゾフレヴァンドさんに対しても死刑執行した。ゾフレヴァンドさんは、昨年マフサー・アミーニー氏が風紀警察によって逮捕された後亡くなったことが引き金となって起こったデモに関与したとして死刑に処された8人目である。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:梅田茉奈
記事ID:56835