イエメン:ハドラマウトのウラマーが声明を発表

2023年12月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ハドラマウトのウラマー:シオニストである敵とは和平も正常化もない

【アデン:本紙】

ワーディー・ハドラマウト(イエメン東部)のウラマー、首長、布教者たちによるフォーラム(同涸谷のアル=アクサー協会主催)が声明を発表し、「シオニストである敵とは和平も正常化もない」と強調した。

土曜日、ガザ地区とその他の占領地のパレスチナ人を支援するために、寄進・指導省の事務所の後援によって開催されたフォーラムで、ウラマーや布教者たちは「パレスチナの土地を解放し聖地を解放するためのイスラエルに対するジハードの必要性」を強調した。

声明はまた、パレスチナの人々が土地と聖地を解放するためにジハードを行う権利を強調し、それは 「防衛のジハードであり、宗教的義務である」としている。

声明は、「パレスチナは神聖なイスラームの寄進地であり、そこでは誰もがイスラームの旗の下に生活しており、誰であろうと自由に裁量することは許されない 」と述べた。

「パレスチナとガザは土地と聖地を守るために、今日最も偉大で英雄的で犠牲的な叙事詩を書いている」と付け加えた。

また、「シオニストの敵とは和平も正常化もなく、イスラームの旗の下に生きる以外に平和と安全はない」と強調した。

声明は、「シオニストと十字軍によるイスラームとイスラーム教徒に対する暴力と犯罪に対する抵抗は、神のためのジハードであり、それはイスラームのこぶの頂点である」とした。

パレスチナの人々を資金と祈りで支援し、教育機関、各メディア、モスク、礼拝所を活性化させ、イスラーム教徒の間でジハードの精神を復活させ、集団を団結させ、あらゆる宗派と方向性のウラマーの言葉を集めることの必要性を声明は強調した。またイスラエル製品のボイコットによる経済戦争を活性化させる必要性について、人々を啓発するよう努力することをすべての人に呼びかけた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:新粥みずほ
記事ID:56890