イスラエル軍人、モスクを襲いユダヤ教祈祷を放送

2023年12月14日付 Cumhuriyet 紙
イスラエル兵士らは占領下にあるヨルダン川西岸のジェニンの町で3日間にわたり攻撃を続け、モスクを攻撃しスピーカーからユダヤ教の祈りを唱えた。

イスラエル軍の占領下にあるヨルダン川西岸のジェニン市とジェニン難民キャンプに向け攻撃が実施され、11人が死亡しなおも続いている。

この地域で攻撃を続けるイスラエル兵士らは靴を履いたままモスクに入り、説教壇に上り、マイクでユダヤ教の祈りを唱えた。

兵士の別の一人は説教壇の前でマイクを通して「シェマ・イスラエル」を唱えた。

「シェマ・イスラエル」を唱える兵士達の様子を撮った同僚達が、この様子を笑って見ているのが映っている。モスクに向けた恥ずべき攻撃にパレスチナの人々と多くのムスリムは大いに反発した。

イスラエルの極右の国家安全保障大臣イタマル・ベン・グヴィルは、SNSでこの動画を共有し、「我が国の英雄的な兵士たちがジェニンのモスクで行ったシェマ・イスラエルの祈り」と表現した。


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翻訳者:芝田幸恵
記事ID:56905