■モロッコ海軍、非正規移民57人を乗せたボートを阻止

【ラバト：アナドル通信社】

モロッコ海軍は日曜日、モロッコ南部ダフラ市の沿岸で、サブサハラ・アフリカ地域からの非正規移民57人を保護した。

王立軍最高司令部（軍）は声明で、「王立海軍の艦艇が日曜日、ダフラ市の南西約70km沖で、疲労困憊状態の女性4人を含むサブサハラ・アフリカ地域からの非正規移民57人を乗せたボートを阻止した」と発表した。

声明によると、そのボートはスペイン領カナリア諸島に向かっていたということだ。

そして「救助された人々は艦艇上で必要なケアを受けた後、ダフラ港へ運ばれ、通常の行政手続きのために王立国家憲兵隊に引き渡される」と説明した。

土曜日、モロッコ海軍は南部ブーダー市の南約67km沖でも、サブサハラ・アフリカ地域からの不正規移民56人を保護している。

モロッコ治安当局は、過去1年間に32,000人以上の不正規移民を逮捕し、そのうち85%が外国籍だったと公表した。