中国:ガザ停戦は「絶対的な優先事項」

2023年12月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
■中国:ガザ停戦は「絶対的な優先事項」

【北京:諸通信社】

中国は月曜日、包囲されたパレスチナのガザ地区で停戦を実現することが、引き続き「絶対的な優先事項」であると述べた。

中国外務省の毛寧報道官は、ガザへの人道支援拡大に向けた緊急行動を求める国安理決議にコメントし、首都北京で行われた記者会見で「この決議は国際的な期待に完全には応えておらず、埋めなければならない溝がいくつもある」と述べた。

毛氏は続けて「パレスチナ現地の緊急事態を考慮し、中国は決議案に賛成票を投じた」と述べた。

同報道官は、包囲されたガザでの停戦の実現が依然として「絶対的な優先事項」であると強調した。

続けて、「この決定が効果的に実施され、より多くの人道支援ができるだけ早くガザに届き、その監査メカニズムが確立されるよう望んでいる」と述べた。

同氏は、同国は「ガザでの敵対行為の即時停止と二国家解決の実施に向けて、引き続きすべての当事者と協力していく」と強調した。

金曜日、安保理はガザ地区への人道支援物資の提供を直ちに許可し、イスラエルとパレスチナ戦闘員の間で停戦の準備を整えるための緊急措置を求める決議を採択していた。

10月7日以来、イスラエル軍はガザで破壊的な戦争を行っており、ガザ地区当局と国連によると、月曜日の時点で20,674人の犠牲者と54,536人の負傷者を出しているが、そのほとんどが子供と女性であり、インフラの大規模な破壊と前例のない人道的災害をもたらしている。


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翻訳者:皆川紗矢香
記事ID:56992