エジプト:エジプトの病院がラファフ検問所を介して2万人を超えるパレスチナ人負傷者を受け入れ(1)

2023年12月28日付 Al-Ahram 紙

■上院保健委員長:ラファフ検問所は人道回廊へと変わった

【本紙:ムハンマド・アリー・サイード】

上院の人口・保健委員会の委員長であるアリー・マフラーン博士は、エジプトの病院による2万人以上のパレスチナ人負傷者の受け入れは、パレスチナ人のなかの罪なき人々の生命保護に対するエジプト国家の願望を反映していると強調した。

マフラーン氏は報道声明のなかで、ラファフ検問所は、ガザ住民を支援するために集まったすべての救援団の合流場所となることで人道回廊へと変わったと説明し、またエジプトの病院で必要な治療を受けるためのパレスチナ人負傷者の入国を目的にラファフ検問所を解放し続けることは、人権と、パレスチナ人のなかの罪なき人々の生命保護に向けたエジプトの支援を確認するものであると指摘した。

さらに同氏は、エジプトがパレスチナ問題に関連してとるすべての立場において、躊躇なくパレスチナ人の側に立ち、イスラエル占領軍が国際法の著しい違反とともに仕掛けた集団殺戮戦争に関して、ガザ住民の支援や支持に関するあらゆる障害を克服することを証明していると指摘した。

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翻訳者:西川 豪
記事ID:57012