アルジェリア:パレスチナ人を支援する連合結成の呼びかけ

2023年12月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■アルジェリア..イスラーム政党がパレスチナ人の抵抗運動を支援する「国際連合」を呼びかけ

【アルジェリア:アナトリア通信】

アルジェリア:アルジェリアの「平和のための社会運動(MSP)」は木曜日、ガザでの戦争を止めガザ地区の住民を救助するため、パレスチナでの抵抗運動を支援する国々による「国際連合」の結成を呼びかけた。

このことは、アルジェリア最大のイスラーム政党とされる同運動が執行部会議の直後に発表した声明で述べられ、アナトリア通信はこれを検討した。

同運動は、「抵抗運動を支援する国々を結集する枢軸の形成、侵攻を阻止するための協力、抵抗するパレスチナ人を救援するための検問所の開放、シオニスト政体の調査と断罪」を呼びかけた。

また、「パレスチナ問題を再び世界の注目の的にしたアクサーの大洪水の激戦における勝利」を賞賛した。

そして同声明で、「パレスチナ人民の抵抗権を妨げるあらゆる働きかけ」を拒否することを強調した。

同運動は、「パレスチナの抵抗運動勢力に政治的・外交的支援を提供し、その選択肢を支援する必要性」を強調して(声明を)締めくくった。

「パレスチナ人と彼らの聖地、特にアクサー・モスクへのイスラエルによる毎日の攻撃」に対抗して、「ハマース」運動は10月7日、ガザ地区のイスラエル軍基地と入植地に対して「アクサーの大洪水」攻撃を開始した。

ガザ地区当局と国連によると、イスラエル軍はその日以来、ガザで壊滅的な戦争を開始した。それにより木曜日の時点で21320人の殉教者と55603人の負傷者を出し、そのほとんどが子供と女性であった。またこの戦争はインフラの大規模な破壊と前代未聞の人道的大惨事を引き起こした。


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翻訳者:山崎陽生
記事ID:57018