南アフリカ:イスラエルをICJに提訴

2023年12月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■南アフリカがガザ地区でのジェノサイド行為についてイスラエルを国際司法裁判所(ICJ)に提訴(ポスト)

【ハーグ:諸通信社】

ICJが金曜日に公表したところによると、南アフリカはICJに対し、同国がガザ地区の「パレスチナ人へのジェノサイド行為」と評する行為について、イスラエルに対する措置を始めるよう要請したという。

ICJは声明において、南アフリカが「イスラエルの行動およびその不作為は、ジェノサイドの様相を帯びている。なぜなら、ガザのパレスチナ人をより広範な国民的・人種的・民族的集団、すなわちパレスチナ人の一部として破壊する(注:ジェノサイド条約違反の)要件となる特定の意図を伴っているからだ」と強調した、と伝えた。

≪イスラエルはこの訴えを拒否≫

この訴えについて、イスラエルは拒否したうえで、南アフリカは法的根拠に依拠していないと述べた。

また、同国外務省は声明において、「南アフリカは、イスラエルの破壊を求めるテロ集団と協力している。(中略)ガザの住民は、イスラエルの敵ではなく、市民に被害が及ばないよう尽力している」と述べた。






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翻訳者:檜山彩名
記事ID:57026