レバノン:ベイルートの劇場で「ガザに平和を」をテーマにした文化週間が開催

2024年01月05日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザと連帯して、ベイルートの「マディーナ劇場」で詩、芸術、造形美術の展覧会

【ベイルート:本誌】

ベイルートのマディーナ劇場はナーブー博物館と協力して、1月8日から14日まで「ガザに平和を」と題した文化週間を開催する。このイベントは、ガザに対するシオニストの侵攻から始まった連続したイベントの一環として行われる。オープニングは今度の月曜日午後8時で、ニダール・アシュカルがハーリド・アブドゥッラーと共演して、パレスチナについての詩を朗読する。フィナーレは14日の日曜日で、ソプラノ歌手ガーダ・ガーニムがエディ・ドルレアンとモザイク楽団と共演し、歌唱によるあいさつを行う。

―9日午後7時半から、「心理学」協会が、心理学の役割を強化し、心理学の意識と知識の普及に取り組む。続いて夜の8時からは、パレスチナ人のキャロル・マンスール監督の映画『陳述の糸(訳注:英語タイトルSTITCHING PALESTINE)』の上映

―10日水曜日午後8時、ビッダーウィー難民キャンプの「アル=アクサーを愛する祖国の歌の楽団」との国民芸術集会

―12日金曜日午後8時、「ジャフラー楽団 - パレスチナ文化クラブ」との歌と表現舞踊の集会

連帯週間には、ガザの子供たちのために作品を寄贈した数多くの男女アーティストによる造形美術展も開催される。一方、マディーナ劇場は無料での観覧に招待し、寄付や寄贈による収益はすべてガッサーン・アブー・スィッタ子供基金に還元すると発表した。

マディーナ劇場が「ガザに平和を」でさらなるイベントを発表することが期待される。


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翻訳者:藤井孝成
記事ID:57094