ガザ:パレスチナ人拘束者数が5,680人まで増加

2024年01月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

■10月7日以来、パレスチナ人拘束者の数が5,680人まで増加

【ラマッラー:アナトリア通信】

金曜日の夜から土曜日の夜までにあらたに20人のパレスチナ人が拘束されたことで、イスラエル軍が昨年10月7日以降ヨルダン川西岸で拘束したパレスチナ人の数は56,780人まで増加した。

これは、パレスチナ拘束者・元拘束者問題局(政府系)とパレスチナ拘束者協会(非政府系)の共同声明によって明らかにされた。

両団体は「昨年の10月7日以降の拘束者の合計は、自宅で拘束された人々、軍事検問所で拘束された人々、圧力のもとで出頭を強いられた人々、人質として拘束されている人々を含めて5,680人以上にのぼる」と述べた。

そして「イスラエル占領軍は昨夜(金曜日)から本日土曜の夜までに、西岸で少なくとも22人の国民を拘束した」と加えた。

両団体によると「占領軍は、拘束キャンペーンの際の襲撃・虐待作戦、拘束者たちと彼らの家族に対する激しい殴打による暴行や脅迫のほか、国民の住居における広範囲の破壊・壊滅作戦を継続している」 という

これらの団体の年間レポートの見解によると、捕虜たちの合計人数は昨年2023年の12月末時点で約8,800人であり、そのうちの80人以上が女性捕虜である。

昨年の10月7日にガザ地区に対する破壊的戦争がぼっ発して以来、イスラエル軍は西岸での軍事作戦を強化し、市町やキャンプへの襲撃・突入作戦を増加させた。


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翻訳者:西川舜
記事ID:57095