パレスチナの忍耐強さと抵抗の象徴であるジャーナリスト、ワーイル・ダハドゥーフ氏

2024年01月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ワーイル・ダハドゥーフ氏はパレスチナ人の抵抗と忍耐強さの象徴であり、アラブメディアのアイコンである。

【ベイルート:本紙】

イスラエルは、ガザでもレバノン南部でもジャーナリストを標的とし続けている。「アルジャジーラ」チャンネルの特派員でジャーナリストのワーイル・ダハドゥーフ氏は、悲哀、苦しみ、痛みという真の悲劇を体現している。イスラエルが犯している大量虐殺をはじめとするあらゆることがガザ地区で起こっている真っ只中で、同氏はニュース報道のために特派員としての使命を果たし続け、この職業が直面する困難に対峙している。そのことによって、彼の意思を打ち壊そうとするあらゆる試みに対する忍耐、活力、反抗の象徴となっている。

長男ハムザの死亡(その前にも彼は息子、妻、娘を亡くしている)という痛ましい出来事を受けて、イスラエルの事件や虐殺の真実を伝えるために取材活動を続けるためにメディア活動を行なっているワーイル・ダハドゥーフ氏は、広範なアラブそして世界的な連帯運動に出会った。ワーイル氏の不遇を哀れんだ多くのレバノン人によると、彼は、ガザとパレスチナ問題を支援することによって、彼は忍耐力、堅実さ、抵抗の象徴としての地位を確立した。テレビチャンネルや新聞、ニュースサイトは、彼の悲劇と苦痛に対する反抗を詳細に伝えた。

ガーズィー・アリーディー前レバノン広報大臣はワーイル・ダハドゥーフ氏に哀悼の意を示し、「ワーイル氏は比類のない頑強さ、強さ、信念、そして忍耐力でもって、「アルジャジーラ」の特派員を続けた。彼は戦場に乗り込み、占領軍の嘘、言いがかり、そして犯罪を暴露し、英雄的なパレスチナ人民に何が起こって、何が起きているのか、そして何にさらされているのかを本物のライブ映像で伝えている。そして彼は、執拗に彼を追放し、復讐しようとするイスラエルをかき乱し続けている」と強調した。


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翻訳者:上水流舞
記事ID:57117