クウェート:女性団体がイスラエルの「集団殺害」に対する南アフリカの提訴を支持

2024年01月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「平和のためのアラブ女性のネットワーク」は占領国に対する南アフリカの告訴を支援するためのアラブの行動を求める

【クウェート:本紙】

「平和のためのアラブ女性のネットワーク」はシオニストの占領に対する南アフリカの提訴への支持を発表し、この問題に関して、こうした名誉ある国際的立場を支援するアラブの行動を求めた。

同ネットワークは声明で次のように述べた。「国際司法裁判所は今日、南アフリカが提出した告発を審議している。この告発とは、同国が先月の29日に、イスラエルが『集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約』に違反しているとして、ハーグの平和宮にある国際司法裁判所に提出したものであった」。

南アフリカは文書のなかで、国際司法裁判所が、集団殺戮行為を形成する可能性のあるあらゆる軍事攻撃の即時停止にならび、ガザのパレスチナ人たちに対する殺害や彼らに重大な心理的・身体的被害をおよぼすことを停止するようを命じることを求めている。

「平和のためのアラブ女性のネットワーク」のカウサル・ジャウアーン代表は、同団体はアラブの沈黙とは対照的に、訴訟における南アフリカの立場を強く支持すると述べ、イスラエルが犯しているものが人道に反していると強調した。

さらにジャウアーン氏は次のように付け加えた。「我々は、ガザの住民に縛りなく支援を受ける権限を付与する必要性に関して、南アフリカの弁護士らが提出した要求を強く支持する。同様に我々は、国連人権高等弁務官らと国際司法裁判所の調査員らに、ガザ地区に入るための権限を付与する必要性を支持する」。

さらに同氏は、アラブ・コミュニティの諸問題を解決に貢献し、この重要な文化の普及を助ける新しい世代を創出することが可能となるように、平和の文化を普及させるために女性の参加が重要であると強調した。


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翻訳者:小室璃紗
記事ID:57141