ガザ:100万人の女性が国内避難民に

2024年01月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連:ガザで100万人の女性が国内避難民に

【国連:アナトリア通信】

国連は土曜日(20日)、現在も続くイスラエルのガザ地区に対する戦争の結果、居住地を離れた190万人のうち、国内避難民となった女性の数は100万人に上ると発表した。

UN Womenは、ガザ地区の女性と少女に関するデータについての報告書の中で、ガザの230万人のうち190万人が居住地を離れたと述べた。

報告書によれば、国内避難民の中には約100万人の女性と少女が含まれているという。また、ガザでは1時間に2人の母親が殺されており、約1万人の子どもたちがイスラエルの攻撃で父親を失っていると指摘した。

2023年10月7日以来、イスラエル占領軍はガザに対して壊滅的な戦争を繰り広げており、土曜日の時点で24,927人の犠牲者と62,388人の負傷者を出している。ガザ地区当局と国連によれば、この戦争によってガザ地区の人口の85%以上にあたる約190万人が国内避難民となり、人道的・衛生的な災害となっているという。


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翻訳者:鈴木ほのか
記事ID:57173