イランとパキスタンの国境での事案に対するジョー・バイデン氏の奇妙な反応

2024年01月18日付 Hamshahri 紙

 ジョー・バイデンアメリカ大統領は、イランとパキスタン間に生じた緊張に関して投影的声明を発表した。

【ハムシャフリー電子版】ジョー・バイデンアメリカ大統領は声明で、「イランとパキスタンの相互攻撃は、イランが地域内のどの国家にも受け入れられていないことを示している」と主張した。
ロイター通信によると、同大統領はイエメンのアンサールッラー[ホウスィー派]に対する攻撃は今後も継続すると述べた。

 こうした声明が出された一方で、アメリカは、パレスチナ人に対し戦争犯罪を犯しているシオニスト政権を支援しているゆえに国際世論から激しい圧力を受けている。アメリカはまたイエメンへの攻撃にもかかわらず、紅海における連合構築や、イエメン軍の軍事力を削ぐことに失敗し、アメリカの船舶やシオニスト政権関連の船舶へのイエメンの武装軍の攻撃は続いている。

 これに先立ち、欧州連合のピーター・スターノ[外交政策担当]報道官は木曜日に、「中東地域及びその地域外での暴力の連鎖」は、大きな懸念事項であると述べた。

 スターノ報道官はまた、「イラク、パキスタン、イランにおける軍事攻撃は、各国の主権と領土保全を侵害し、地域に不安定な影響を与えるため、EUにとって大きな懸念事項である」と述べた。

 イランは、地域諸国の領土保全と独立を尊重するが、「パキスタンとイラクのテロ勢力に敬すること」はないと発表した。

 イランは、パキスタン国内のテロリストの拠点を攻撃するのに先立ち、イラクのアルビールとシリアのイドリブにあるモサドとISの拠点を標的としていた。


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翻訳者:OS
記事ID:57197