ガザ:イスラエルが援助を待つ避難民らに対して虐殺を実行(1)

2024年01月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

◼️援助を待つ避難民らに対するイスラエルの虐殺

【ガザ:本紙】

ガザ地区でこれまで生じた犠牲者の数が2万6千人近くにのぼるなか、イスラエル軍は同地区での攻撃を続け、援助を待つ避難民らを標的とした。一方抵抗勢力は作戦を継続し、イスラエル兵53人の殺害を発表した。

ガザ市南東部ザイトゥーン地区のサラーフッディーン通りに位置する「クウェート交差点」では20人の避難民が死亡し、さらに150人が負傷した。これはイスラエル軍が、ラファフから来る人道支援のトラックを待つ人々に向けて、迫撃弾および銃弾を集中的に発射したことによるものである。

犠牲者らはガザ市内のシファー病院に搬送され、そこでは遺体が地面に置かれているのが目撃された。大勢の市民が地面に横たわっている負傷者らの周りには集まり、彼らの近くには血だまりができていた。

複数のパレスチナ系情報筋は、イスラエル軍によってハーン・ユーニス市西部の居住区域が爆破されたと報告した。

シャトル地区への爆撃では子供2人を含む3人の市民が息を引き取った。同様に避難民らが待避していた学校が爆破された結果4人が死亡、20人が負傷し、彼らはナースィル病院へと搬送された。

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翻訳者:萩野穂高
記事ID:57203