レバノン:南部戦線でヒズブッラーとイスラエルの間の交戦が続く

2024年01月27日付 Al-Nahar 紙

■今日の南部…ヒズブッラーのミサイルがガリラヤ地方西部まで達し、イスラエルは移動攻撃を行う

【ベイルート:本紙】

レバノン南部でヒズブッラーとイスラエルの間の交戦が続き、同地の戦線では依然として戦況が過熱している。

戦場の最新状況に関して本紙特派員らが伝えたところによると、ナークーラ町郊外がイスラエルの爆撃を受け、さらにイスラエルの迫撃弾がハウラー町郊外まで達したという。

これに対して、ヒズブッラーはガリラヤ地方西部にあるイスラエルの軍事施設や軍事拠点に向けて複数のミサイルを発射した。

イスラエルのメディアは、レバノン国境に接する多くのイスラエル入植地で、ドローンが国境を越えて侵入してくることを懸念してサイレンが鳴ったと報じた。

さらに複数の偵察機が、スールの丘陵地にまで至る、通常よりもさらに南方に位置するレバノン西部、中部にある村々の上空を飛行した。またイスラエル軍も西部、中部の上空に向けて複数の照明弾を発射した。

真夜中過ぎには、イスラエルの砲撃がナークーラから、中部にありブルーライン沿いに位置するラーミヤ町およびイーター・シャアブ町に至るまでの、西部・中部の複数町の郊外を攻撃した。

さらにその後イスラエル軍は、ナークーラ、ヤーリーン、ブスターン、ウンム・トゥート、イルマー・シャアブの郊外にある、ブルーライン沿いの森林地帯へ向けて重機関銃を発砲した。


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翻訳者:酒井梢太
記事ID:57205