エジプト:国際司法裁判所の判決は「大きな勝利」である(1)

2024年01月27日付 Al-Ahram 紙
フサイン・アブー・アタ―顧問
フサイン・アブー・アタ―顧問
エジプト人党:国際司法裁判所の今日の判決は、法律を超越する者はいないことを強調した

【n.p.:ムハンマド・イシュバーイー】

エジプト人党の党首で、エジプト諸政党同盟の執行局のメンバーであるフサイン・アブー・アター顧問が、南アフリカがシオニスト政体(イスラエル)に対して起こした訴訟に関しての国際司法裁判所の判決に対してコメントを発表した。同氏は、国際司法裁判所の判決は国際人道法を支持しており、特にその判決内容によって、パレスチナ人に対するジェノサイドを行なっているイスラエルはさらなる非難の対象となると強調した。
 
アブー・アター氏は、今日金曜日の声明の中で、国際司法裁判所の判決は合法的かつ公正であり、特に、卓越した職業意識と極めて正確なバランスのもとで起草されたと述べつつ、この判決が絶対的または最終的なものではないと指摘した。南アフリカは多くの新たな法的証拠を提示することができるが、その証拠によって南アフリカの力強い態度と、パレスチナ人に対して行われている殺戮行為への占領軍の関与が裏付けられると述べた。
 
 さらに同氏は、イスラエルに対する国際司法裁判所の判決が、イスラエル人の傲慢さに対する痛烈な一撃であり、パレスチナ問題に対する支援の重要な足掛かりであり、さらに世界で最も高位の司法権力による前例であるとともに、ガザ地区住民への敵対行為を停止させるための国際的圧力をかける強力な手段であると付け加えた。同氏は、国連がイスラエルの敵対的かつ残虐な行為を停止させなければならないが、その代表者が複数名、司法裁判所に含まれていることを踏まえれば、特に有効な手段であると指摘した。

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翻訳者:西川 豪
記事ID:57206