シリア:ロシア政府がシリアとイラクでテロ組織と戦い続ける重要性を強調(1)

2024年01月18日付 al-Watan 紙

■ロシアは「テロ組織がどこにいようと容赦なく彼らとの戦いを続ける重要性」への確信を表明…「外国勢力がシリアとイラクで行っている対テロ作戦は、これら両国の当局との調整のもとで実施されなければなければならない」

【ダマスカス:本紙】

ロシア政府は昨日、外国勢力がシリアとイラクで行っている対テロ作戦は、これら両国の当局との調整のもとで実施されなければなければならないことを確認し、テロ組織がどこにいようと容赦なく彼らとの戦いを続ける重要性を強調した。

ロシアの『タス通信』は、同国のマリア・ザハロワ外務省報道官が記者会見で、シリア北部と、イラクのクルディスタン地域における情勢の激化について次のようにコメントしたと伝えた。「我々は他国の領土での対テロ作戦の実施は、これらの国々、特に我々の友好国であるシリアとイラクの政府との合意および調整のもとでのみ許されるものと考えている。(中略)こうした手法や関連するその他の手法は、民間人の死傷者と人道的リスクを軽減させることとなるだろう」。

ザハロワ氏はさらに、「ロシアは、シリアとイラクの主権および領土一体性を尊重する必要性と、そこに不法に駐留しているすべての外国部隊が迅速に撤退することを繰り返し呼びかけている」と続けた。


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:57237