シリア:ロシア政府がシリアとイラクでテロ組織と戦い続ける重要性を強調(3)

2024年01月18日付 al-Watan 紙

■ロシアは「テロ組織がどこにいようと容赦なく彼らとの戦いを続ける重要性」への確信を表明…「外国勢力がシリアとイラクで行っている対テロ作戦は、これら両国の当局との調整のもとで実施されなければなければならない」

【ダマスカス:本紙】

イラン・イスラーム革命防衛隊は一昨日、次のように計3点の声明を発表した。1つ目は、「地域内の複数の区域にある複数のスパイ拠点および、イランに敵対的なテロ組織の集合地点を弾道ミサイルで攻撃し、これらを破壊した」ことを伝えるものであった。2つ目の声明は、「先に述べられた攻撃が、イラン国民を標的としたケルマン市およびラスク市で発生したイラン国民に対する2件の犯罪に対応するかたちで実施されたものであること」のほか、「これら2件のテロ活動に関与した指導部および司令官ら、特にシリア国内にあるイスラーム国の指導者らの集合地点が特定され、これらが複数機の弾道ミサイルによって破壊された」ことを伝えるものであった。また3番目の声明は、「イラクのクルディスタン地域でシオニスト政権の諜報組織であるモサドの本部が弾道ミサイルによって破壊された」ことを明らかにするものであった。

イラン外務省のナーセル・カナアーニー報道官は一昨日、次のように述べた。「革命防衛隊がアルビルとシリアで実施した、モサドやテロリストらの拠点に対するミサイル爆撃は、イランの安全保障を侵害する人々に対する正当な懲罰の一部である」。


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:57239