イラク:米国が親イラン諸組織への報復を開始(2)

2024年02月02日付 Al-Nahar 紙

■米国がイラクとシリアの軍事施設を爆撃…バイデン氏「我々の報復が始まった!」

【ベイルート:本紙】

バイデン氏:我々の報復が始まった

その後米国のジョー・バイデン大統領は、次のように発表した。「今日の夕方、米軍は私の指示に基づいて、イラクとシリア国内の軍事施設を爆撃した。これらの軍事施設は、イラン革命防衛隊およびこれと同盟している諸派閥が、米軍への攻撃に使用していたものである」。

さらにバイデン氏は、「我々の報復は今日始まり、我々が決めた時間と場所において継続している」と述べた。

さらに同氏は「米国は、中東を始め世界中のいかなる場所においても、争いを希求してはいない」と付け加えた。

ホワイトハウス:我々は攻撃を開始する前にイラクに通告していた

ホワイトハウスの米国家安全保障会議報道官は、「米国の空爆はイラクで3か所、シリアで4か所の軍事施設を攻撃した」と明かした。

さらに「我々はこの爆撃は成功したと考えており、死亡あるいは負傷した戦闘員の数は把握していない」と述べた。

さらに「米国の報復は今夜始まり、一夜で終わることはないだろう」と強調した。

そして、「我々は攻撃を開始する前にイラク政府に通知していた」と述べ、「我々はイランとの戦争は望まない」と付け加えた。

(3)に進む

(1)に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:酒井梢太
記事ID:57273