イエメン:米英がフダイダの農地を攻撃

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フースィー派:米英がフダイダの農地を攻撃

【イエメン:アナトリア通信】

フースィー派は火曜、イエメン西部のフダイダ県の農地を米国・英国が攻撃の的にしたと報じた。

フースィー派の「サバア」通信社は、匿名の治安情報筋を引用し、「米英はフダイダ県ダヒー区カダン地域にあるサルドゥードゥ農地を標的に攻撃を行った」と報じた。詳細は明らかにしなかった。

この件に関する米英からの即時声明は出されていない。

また、フースィー派は昨日(月曜日)、米英がフダイダ市のジャバーナ地区を攻撃したことを報じていた。

フダイダは、イエメンの最も重要な県の一つとされている。3箇所の重要な港や軍事施設に加え、長い海岸線を有している。

今月の初めから、米国が主導する連合軍は、イエメン国内の様々な地区にある「フースィー派の拠点」を標的にしていると主張する攻撃を開始した。これは、紅海でフースィー派による攻撃を複数回受けてきたことへの報復である。

米国の支援を受けるイスラエルの破壊的な戦争に直面しているガザ地区と連帯し、フースィー派は、紅海でイスラエルやその関係国の船舶に向けてロケットとドローンを発射している。フースィー派は、ガザ地区での戦争が終わるまで紅海での攻撃を続けると決意を固めている。


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翻訳者:檜山彩名
記事ID:57381