レバノン:「ぜい弱な口実」に基づいたイスラエルの空襲にさらされる南部住民…カターイブ党はヒズブッラーを非難(4)

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラーが国境付近でイスラエル兵の集団を攻撃...「カターイブ」:レバノン南部はイスラエルの犯罪の捕虜になっている

【ベイルート:本紙】

攻撃にさらされた工場の所有者であるのムハンマド・ガダールさんは、イスラエルが爆撃したのは「発電機、ソーラー発電、工業用電気、油」の工場であると語った。さらに同通信に対し、そこに「油で満たされた3つのタンクがあった」ことを指摘しつつ、攻撃を受けた場所にあった油が原因で火災が翌日まで続いたと説明した。

彼は同通信によるインタビューで、自身がこの工場で13年前から働いていることを強調し、工場が「ヒズブッラーの武器庫」を含んでいるというイスラエルの風説が「虚偽」であるとして、これを明確に否定した。一方で爆撃にさらされた別の工場の所有者の兄(匿名希望)は、弟の工場は「インドネシアから輸入された工業用木炭を保管している」と説明し、そこにはヒズブッラーのいかなる武器も存在していないと語った。さらに彼は同通信によるインタビューで、工場の労働者らがイスラエルの爆撃以降の被害総額の計算にあたっており、「被害の計算を可能にするために、我々は良い状態の商品を取り除いて別の場所に置いている」と付け加えた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57385